お線香作り
東京は快晴が続いています。空気も乾いていて気持ちいい。
こんな陽気はお線香作りにも良いですね。
どちらかというと王道の香りが好みではあるんですが、ちょっとこのところ変化球の調合にもチャレンジしています。
お香の調合はお料理にも似てるところがあるかもしれません。
たとえばお砂糖だけジャンジャン入れてもピンとこない場合、ひとつまみのお塩で味に深みや締まりが出たりしますよね。
お香も同様に、少し辛みのある原料を加えることで香りの甘さが引き立つことも。
絶対の正解も不正解もないのが難しいところ。
しかも限られた原料でも、組み合わせによって違ってきます。深いな〜
住宅事情などにもよるのか、仏壇用のお線香は近年になるほど煙の少ないものが好まれるようです。
仏教をはじめお香は宗教との関わりも深く、
「煙」は「あちら」と「こちら」を繋ぐものなのに、煙が出ない方がいいの?
あれれれ? 笑
仏壇用に限らず、お部屋の芳香剤、リラックスグッズ、浄化の道具など。
何にせよ、使い方や楽しみ方は千差万別、自由が一番ですよね。
そういえば、昔は花魁がお線香を立てて、火が消えるまでお客さんと過ごすという場面が落語には登場します。時計がわりにお線香なんて、、
風情があってステキ!
うずまき堂のオリジナルお線香。
ちょっと考えてることもあるので、お楽しみに。