心を映す
しっかりと立ち上る沈香 の お線香。
均等に
まっすぐに
気持ちをこめて没頭する作業は瞑想時間でもあります。
それだけ一所懸命に取り組んでも、乾かす途中で曲がることも。
なかなか簡単にはいかないな。
まるで自分の心模様を映しとるかのよう
日々の良いこと、そうでないことの波にもまれながらも
均等に
まっすぐに
気持ちを込めて一日を大切に過ごしましょ。
しっかりと立ち上る沈香 の お線香。
均等に
まっすぐに
気持ちをこめて没頭する作業は瞑想時間でもあります。
それだけ一所懸命に取り組んでも、乾かす途中で曲がることも。
なかなか簡単にはいかないな。
まるで自分の心模様を映しとるかのよう
日々の良いこと、そうでないことの波にもまれながらも
均等に
まっすぐに
気持ちを込めて一日を大切に過ごしましょ。
先日、うずまき堂のオリジナル塗香入れ Zuko To Go をお求めくださった方から嬉しい報告がありました。
なんと、塗香を使うようになってからご夫婦の間に会話が増えたというのです。
これという話題もなく、どことなく冷めた空気の漂う毎日。
気づけば久しく弾む会話もなく、話しかけられてもつっけんどんにトゲトゲした対応になっていた。
いつの間にそんな二人に…そんな自分になってしまったのか。
ところがそんな毎日に変化が訪れたそうです。
サッと塗香をひと振り手にとって香りを浴びると、気持ちがなめらかになり、旦那様に笑顔で答えられるようになり、日毎に笑顔が増えたということです。
お話を伺って私まで嬉しくなりました。
お香は良いご縁をつなぐ、と言われます。
不思議です。
目には見えない「香り」が、目に見えて生活に変化をもたらすのですね。
線香、練香、焼香などいろいろな形のお香がありますが
中でも火を使わず手や衣服などに軽くすりこむ「塗る」「香り」=「塗香」は手軽に使えて、
それでいて身を清め、身を守り、気持ちを整えるチカラを持つ奥深いもの。
香原料をふかふかの微粉末にしたお香です。
ぜひ、多くの方に使ってみていただけたらと思います。
Zuko To Go は塗香を気軽に持ち歩けるよう、キーホルダータイプにしたオリジナルの塗香入れです。
(お気に入りのバッグにつけていつも持ち歩いている、とK様からお写真を頂きました)
冬の間はすっかり姿を消していたハーブたち。
土だけの植木鉢が並んでいたのに、それぞれに緑が顔を出しはじめました。
中でも元気よく伸びているのが薄荷。
友人から苗を分けてもらった和ハッカは香りもとても良くて、いつまでもクンクン、スーハーしてしまいます。
ペパーミントよりもやわらかく、どことなく甘みもあるのかな?
本当は鉢植えでなく、地植えでのびのび広がってほしいんですけどね。
寒さの中で、私も縮こまり、まるでハーブたちのように「やる気」が姿をくらませていました。
それでも季節の巡りとともに、自然と気持ちは動くものですね。
少しずつ外へ向かってやる気が目を覚ましはじめています。
なまった体をのばして、明るい方へ。
読書をしていると物語の中の世界と自分が今いる世界とが重なりあうことがあります。
それがあまり頻回に起こると、とても不思議な気持ちになります。
雨が降り始めたなと思いながら読み進めていると、話の中も雨がしとしと降り、想像が雨の匂いをかきたてるのか現実に雨の匂いが鼻をくすぐるのか分からない。
先日、友人から東野圭吾さんの短編集「素敵な日本人」を借りました。一話目を昨夜に読み終わり、今朝の通勤電車の中で続きを読もうと二話目を開くと「十年目のバレンタインデー」というタイトルが目に飛び込んできました。
そういえば今日はバレンタイン。
何の事前情報もなく読み始めただけに、思わず「おっ」と声に出してしまい、我ながらおかしくなりました。
本の中とのリンクもそうだけれど、知らず知らずのうちに様々なところで何かしらとリンクしながら毎日は営まれているんだと知らされます。
なぜ、このタイミングでその場所を通り過ぎたのか…
なぜ、この人に会ったのか…
なぜ、この服を今日は選んだのか…
なぜ、この広告が目に飛び込んできたのか…
なぜ、この電車に乗り遅れたのか…
不思議な織物のような世界。
どの糸も繋がっていると思えば、もう少し他人事は自分ゴトになるし、利己から利他の色を刺していけるのではないだろうか。
お世話になっている方々に感謝を伝える日でもあるバレンタイン。
そんなことをぼんやりと思うのです。
雪予報で開催が危ぶまれたイベントも、結局2日間のうち初日は中止、翌日は無事に開催することができました。
二転三転するスケジュール情報にも関わらず、たくさんの方にご来店いただき賑やかな1日となりました。
ありがとうございました。
イベントが終わって、まさに祭りの後の静けさ。
生まれてくる赤ちゃんのために石けんを作るというママさんのプライベートレッスンの後は黙々と
オーダーいただいた石けんの発送。
一つ一つに「旅立った先で、元気にいい仕事をしておくれ」と言い聞かせるように準備をするのは暖かな時間です。
オーダー石けんは、ネットショップには【ビール石けん】【豆乳マルセイユ】と、種類を決めて載せていますが
実際にはお客様のご希望を聞きながら、色や香りや素材などをお好みに合わせて作ります。
熟成に約1ヶ月かかるのでお待たせしてしまいますが、待ち時間を含めて楽しんでいただければ嬉しい。
オーダー石けんも、レッスン内容や日時もリクエストにお応えしておりますので、気軽にご連絡ください。コチラまで→ お問い合わせ
新年、明けましておめでとうございます。
皆様はどんなお正月をおすごしでしょうか。
私は毎年、特にお正月らしいことはしませんがお雑煮だけは欠かせません。
今年は友人宅でついたお餅と、知人のお庭でもいだ柚子、そして自作の七味のハーモニー。
ぜんぜんオシャレじゃないけど、芯から温まる一杯です。
うずまき堂も本物の素材を用いて、
派手さは無いかもしれないけれど、心を満たすものをお届けしたいと思っています。
なお、レッスンは随時リクエストを受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ご好評につき、手作り七味のワークショップも開催することにしました!
どうか、2022年がHAPPYに満ちた年でありますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
基本的に無駄を好まない。
昔からレジ袋は可能な限りもらわず、ゴミの原因を作らないようにしています。
発送品もなるべく簡易包装で、外箱などはリサイクル。
そんな私が、このところシール貼りを楽しんでいます。
必要ないと言えば、必要ない…んだけどね。
たまたま手にしたクリスマスのシール。
ちょっとしたオマケに、発送品にピッと貼ってみると
「シールに気づいてくれるかな」とか
「喜んでくれるかな」という想いがよぎるのです。
そのうち気づけば、一つ一つ、シールを貼りながら
「〇〇さん、どうか穏やかでハッピーな時間を過ごしてください」と願っていました。
これこそがクリスマス・スピリット。
まさにクリスマス・マジック。
皆さんのハッピーを願いながら、反対に私自身が暖かい気持ちをプレゼントされていたんですね。
今年もたくさんの方に支えられて、たくさんの幸せに恵まれました。
ありがとう。
感謝の気持ちに包まれながら、次第に残り少なくなってきた今年を過ごしています。
東京は快晴が続いています。空気も乾いていて気持ちいい。
こんな陽気はお線香作りにも良いですね。
どちらかというと王道の香りが好みではあるんですが、ちょっとこのところ変化球の調合にもチャレンジしています。
お香の調合はお料理にも似てるところがあるかもしれません。
たとえばお砂糖だけジャンジャン入れてもピンとこない場合、ひとつまみのお塩で味に深みや締まりが出たりしますよね。
お香も同様に、少し辛みのある原料を加えることで香りの甘さが引き立つことも。
絶対の正解も不正解もないのが難しいところ。
しかも限られた原料でも、組み合わせによって違ってきます。深いな〜
住宅事情などにもよるのか、仏壇用のお線香は近年になるほど煙の少ないものが好まれるようです。
仏教をはじめお香は宗教との関わりも深く、
「煙」は「あちら」と「こちら」を繋ぐものなのに、煙が出ない方がいいの?
あれれれ? 笑
仏壇用に限らず、お部屋の芳香剤、リラックスグッズ、浄化の道具など。
何にせよ、使い方や楽しみ方は千差万別、自由が一番ですよね。
そういえば、昔は花魁がお線香を立てて、火が消えるまでお客さんと過ごすという場面が落語には登場します。時計がわりにお線香なんて、、
風情があってステキ!
うずまき堂のオリジナルお線香。
ちょっと考えてることもあるので、お楽しみに。
今日は2021年11月11日。
見事に並びましたね。
なんだかカッコいいような、ラッキーなような…
あなたの好きな数字はなんですか?
昔は8が好きでした。8月生まれ、蜂 (bee) が好き、末広がり。
まぁ、理由は何とでも。
それがいつしか 11になっていました。
好きというよりも、しっくりくるという感覚です。
これでも周囲には気を配るほうだと思っていましたが、ある時、ある人から「相手への思いやりが足りない」とお叱りを受けました。
自分では十分だと思ったことも、そこからさらにもう一歩、もう一回り、もう一声が必要なんだと、ガツンと鼻を折られたのです。
それは「思いやり」にしても、「努力」にしても、「注意」にしても、何にしても同じこと。
例えば車を運転していて「注意したつもり」でも事故を起こせば救われません。万全の注意を払ったうえで、さらにもう一度注意をする。たしかにその通りだと思いました。
その時から 10+1 という心得を大切にし、11が特別な数字になりました。
実は先日、バイクの練習中に転倒し怪我をしてしまいました。
早く上手くなりたい。もっといいところを周りに見せたい。
振り返ってみれば、失敗の原因は功を焦ったに他なりません。
冷静になった今、何度も繰り返しその場面を思い起こし、失敗を繰り返さないように自分を検証しています。
思えば、これもまた11が重要なキーワードになってきます。
今の自分の精一杯を10として、もうひと頑張り(+1)するのが良いチャレンジ。
けれども精一杯のところに+10も、+20もしてしまったら、それはただの無謀。
私は大切な11を忘れて、先を焦るあまりに限界を超えてしまったということ。とほほ
自宅療養中にメンタルトレーニングについて調べていたら興味深い記事がありました。
そもそも「やる気」とは何か。
やる気とは「できそうだな」「やれそうだな」と感じる気持ちのことだそうです。
心理学の研究によると、現在の数値の110%を目標とすると、もっともやる気が高まり、成績も向上するんだとか。逆に欲張って目標数値を120%、130%とすると、かえってやる気が低下し、結果も出ないというデータ結果。
(メンタルトレーニング・コーチ大儀見浩介さんのブログ参照)
10+1=11を日々重ねることで、昨日よりも今日。今日よりも明日。と、ちょっぴりずつ成長していけたらいいな。
ひとくちに石けんを作るのが好きと言っても、ひたすら素材を追求する人、香りにこだわる人、色やデザインに夢中になる人、シンプル・イズ・ベストの人…と、千差万別です。
また、いつもは〇〇が好き!と言っても気分はその時々で変わるもの。
だからうずまき堂は皆さんのいろいろやってみたい気持ちを大事にしながら、一緒にワクワクさせてもらっています。
先日のレッスンでは羽をイメージした石けんを作りました。海外では Secret Feather と呼ばれるおなじみのデザインです。
直訳すると「秘密の羽」
石けんをカットすると、断面に羽のような文様が現れることから名付けられたのでしょうか。
この日の参加者さんたちはデザイン入門者。
はじめに手順を説明していても、 ぽかーん
みなさんの頭の上にいくつもの ??? が浮かんでるのがはっきり見えるほど。
ならば、説明するより手を動かしてみるのが一番!
しかし、やってはみたものの、やはりこれでいいのかと不安ですよね。
わかりますよ〜。
正直言って、私だってカットするまでどうなってるかわかりませんから! 笑
でもね、石けんに失敗はないんです。
はじめに狙っていたものと少し違うものができたとしても、それは失敗ではなく「新しい発見」だと思います。
もしもドロドロのまま固まらず、石けんとして使えない、肌を傷めるような物体ができたとしたら、それは失敗かもしれません。
それでもやっぱり落ち込むことはないのです。
かの経済誌『フォーブス』の発行人であり、実業家のマルコム・フォーブスは「失敗から学ぶことができれば、その失敗は成功だ」と残しています。
なんだか、こんなことを書いていると、まるで皆さんの石けんが上手くいかなかったように思えますよね。
とんでもない!
私はカットしながら、その美しさにドキドキして、やったー!と拳を握りましたよ
ご覧ください!