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Slow Bathのススメ 10月18日
うずまき堂からの「Slow Bathのススメ」
秋の夜長…。
たまには電気を消して、ろうそくの灯りのなかで、ゆっくりと流れる時間を感じてみませんか?
ろうそくを灯して、ゆったりと湯船に浸かることで疲れの取れ具合が全然違うのです。
体を芯から温めて、こわばった身もココロもほどけてゆくのです。
すっかりリラックスした後には、極上の眠りが待っているはず。
今回の「和の暮らし展」では、この季節にあうキャンドルもお目見えしますのでお楽しみに。
▼ 日時
2015年10月23日(金)11:00~19:00
10月24日(土)11:00~18:00
▼ 場所
西荻窪 一欅庵(いっきょあん)
東京都杉並区松庵2-8-22(西荻窪駅 南口 から 徒歩8分)
「季節の石けん作り」ワークショップへのお申込み中です!
所要時間は約30分。
23・24日とも、13:30以降随時開催しますので、みなさまのタイミングで声をかけてください。
基本13:30以降としていますが、その時の状況次第では午前中からも可能ですので、ゆる〜くご参加くださいませ(^^)
今回は秋から冬、そして新年を彩る4つの季節石けんをお持ち帰りいただきます。
・栗羊羹
・紅葉
・雪輪
・松葉
参加費:3000円
材料の準備があるため、21日までにお申込みください。
info@uzumakido.jp
鈴木万由香
和の暮らし展 10月13日
気付けば秋…
またまた「和の暮らし展」が近づいて参りました。
いつものように、西荻窪にて文化財にもなっている一欅庵に手仕事を愛する作家たちが集います。
詳細は http://lovewa.exblog.jp/24700398/
▼ 日時
2015年10月23日(金)11:00~19:00
10月24日(土)11:00~18:00
▼ 場所
西荻窪 一欅庵(いっきょあん)
東京都杉並区松庵2-8-22(西荻窪駅 南口 から 徒歩8分)
そして!
うずまき堂は「季節の石けん作り体験」を開催します。
所要時間は約30分。
23・24日とも、13:30以降随時開催しますので、みなさまのタイミングで声をかけてください。
基本13:30以降としていますが、その時の状況次第では午前中からも可能ですので、ゆる~くご参加くださいませ(^^)
今回は秋から冬、そして新年を彩る4つの季節石けんをお持ち帰りいただきます。
・栗羊羹
・紅葉
・雪輪
・松葉
参加費:3000円
材料の準備があるため、21日までにお申込みください。
ご来場、お待ちしております♪
鈴木万由香
卒業制作 10月4日
ご希望の石けんは?
10月1日(木)
先日、お一人で受講された方は8ヶ月の妊婦さんでした。
生まれてからはなかなか自分の時間が取れなくなるだろうから、今のうちにやりたいことを!
…ということで、思い切って申し込んでくださったとか。
始めはキレイなデザイン石けんを作る方向でいましたが、雑談の中から妊娠後の体質変化がわかってきました。
そこで求める石けんの優先順位が一気にチェンジ!
もちろん色材や香りも安全なものを使っていますが、ここは万全を期するために余計なものは無しにしました。
でもせっかくだから、のっぺらぼうはイヤ…ということで、相談の末に辿り着いたのが
カモミールとカレンデュラのハーブソープ!
植物アレルギーなどについてもヒアリングをし、いよいよ作業開始。
おしゃべりしながら、ゆったり流れる時間。
楽しくて、とてもリフレッシュしていただけたようです。
よかった〜(^^)
うずまき堂ではレッスンの日時だけでなく、どんな石けんを作ってみたいかというリクエストにも対応しています。
お気軽にご相談くださいね!
鈴木万由香
禁演落語
10月1日(木)
禁演落語というものを知っていますか?
太平洋戦争のころ、あらゆるものが「自粛」を強いられていました。
表現の自由を当たり前に謳歌できる現代では考えられないことですが、そうした歴史の上に今があるんですね。
落語も自粛の対象でした。中でも花柳界やお酒、廓噺などは時局にあわないとされ、53の噺が「禁演落語」に選ばれ、その噺を書いた本を、浅草・本法寺の「はなし塚」に封印したそうです。
そうした歴史を知ってもらうため、二度と禁演落語をつくらないため、そして何より落語を多くの人に楽しんでもらうために、本法寺にて「禁演落語を聴く会」が有志によって催されています。
第7回を数える今回も、戦後、禁演が解かれた9月30日をに開催されました。
昨日は前座さんの「雑俳」にはじまり、柳家さん光さん「新聞記事」、柳家権太楼さんの「居残り佐平次」←熱演! そして中入り後は橘/圓満さん「払い」から桂文治さん「引っ越しの夢」へと続きました。
いやー、ホントに楽しかった~。
こうして優れた芸を楽しめるのも平和だからこそなんですね。
はなし塚の隣には、噺家の商売道具の一つでもある扇塚もあるんですよ。
うずまき堂が教室を開催している浅草は、レッスン前後も楽しめるところがいっぱいです。
ぜひ、遊びに来て下さいね。
鈴木万由香
鶴岡八幡宮・太鼓橋
神奈川県立近代美術館・鎌倉に向かう途中、鶴岡八幡宮の鳥居をくぐるとすぐに太鼓橋が目に入ります。
現在は柵が設けられていて渡ることができませんが、私が小さいころは普通に行き来できたんですよね。
勾配が30度もあって、普通にのんびり歩いてたらとても登れません。
当時はみんな助走をつけて一気に駆け上がったものです。
それでも上りきれず、途中で滑り落ちてくる人も。
それはそれで楽しくて、きゃっきゃやってました。
すべらずにちゃんと渡れたら願いが叶うとか、良いことがあるとか…
たしかそんな言い伝えがあったような(一部のウワサかな?)。
いつから通行禁止になったのだろう…重要文化財だから仕方ないか。
記憶の糸を辿ると、まるで記録映画の中の1シーンのように幼い自分の姿が浮かんできました。
普通の人たちの「当たり前」に思っていた日常が、実は「歴史」を作っていくんだなって…
なんとも不思議な感覚にとらわれます。
鈴木万由香
神奈川県立近代美術館・鎌倉
鎌倉にある神奈川県立近代美術館(カマキン)へ。
昭和26年に開館し、当時としてはずば抜けてモダンでオシャレな建築だったことでしょう。
すっきりとした、どちらかと言えば無機質な感じなのに、周囲の自然と調和している空間。
鶴岡八幡宮にある大きな蓮池にせり出すように建てられ、外廊下の天井にはキラキラと池の水面が反射します。自然の光さえもアートなのです。
2016年1月末をもって展覧会活動を終了するにあたり「鎌倉からはじまった。1951-2016」と銘打った最後の展覧会を開催しています。
まだ占領下にあったころから時代を見つめてきたカマキンは、今の日本をどう感じているのだろう…そんなことを想いながら展覧会を回りました。
それにしても間近で見る岸田劉生の「麗子像」は好き嫌いの範疇を越えて圧巻の作品ですね。
まさにspeechless。
鈴木万由香
鉄砲と花火とハーブ
終戦の日にFBに書いたことですが、このところの物騒な雰囲気の中、平和への願いが増々強まります。
伊吹山周辺には昔ながらの薬草名人たちがいて、それぞれの家庭で薬膳、日々の健康茶や入浴剤などを今に伝えています。
そんな中で出会った直人さんは伯母さまのハーブレストランを手伝いながら、せっとと畑仕事に勤しんでいます。
「伯母にくっついて植物の勉強をはじめてまだ一年足らず。まだまだです」と言う直人さん。
実はこれまで直人さんは国内外で花火職人として活躍していました。
ところがオーストラリアで仕事をしている最中に体調を崩し帰国。それからの人生を考えるうちに、自然な流れで地元・伊吹山で和のハーブに携わるようになったとか。
花火職人とハーブ。
一見なんの関係もなさそうですが…
「実は歴史を辿れば、関係が無くもないんですよ」と、直人さんは語ります。
その昔、織田信長が伊吹山に薬草園を作らせたことは知られています。
もちろん医療のための薬草もあったでしょうが、その一方で麻や松を始めとして、ハーブは火薬の原料になるものが少なからずあるようです。
信長といえば「鉄砲」というイメージが強いですね。
なるほど…信長は戦に備えていたのでしょう。
そうした火薬技師たちも、戦国時代を経て、泰平の世が訪れるとお役御免になり、やがて花火職人になっていったという話です。
それから何百年も後、花火職人からハーブへの道へ…
偶然では片付けられない不思議を覚えます。
うっかりすると「雑草」扱いされてしまう身近な植物たち。
そんな植物を用いて、日々の健康を願いながら「普通の暮らし」を支えてゆこうとする直人さんは生き生きしていました。
余談ですが、隅田川で初めて花火大会を開いたのは八代将軍・徳川吉宗。
疫病と飢饉で亡くなった沢山の民を慰霊するための花火大会はやがて、市民の楽しみとなり、また平和・無事への祈りとなりました。
これからもずっと、私たちの暮らしを支える恵みや人のワザが良きことに使われますように。
鈴木万由香
9月からの【新月クラス】
大変お待たせいたしました。
9月から始まる新月クラスのスケジュールが決まりました。
せっけん作りはまったく初めてという方、
基礎からしっかり学びたい方にオススメのコースです。
ゆっくり丁寧に進めてゆくので安心してご参加ください。
◎全5回(20,000円・材料費&テキスト代込み)
- 石鹸とは何か? 基本的な手順を学び、ベーシックなオリーブ石鹸
- オイルを知ろう! 300年以上に渡って愛用されているマルセイユ石鹸
- 続・オイルを知ろう レッドパームを使って作る「おひさま石鹸」
- 香りを楽しむ 自分好みのフレグランスソープ
- 色を遊ぶ 好きな色と香りを自由に選んでマーブル石鹸
木曜日:昼の部 14:30~ 9月10日、10月8日、11月12日、12月10日、1月14日
木曜日:夜の部 18:30~ 同上
*オイルの総量500gを使用して、約8~10個のせっけんが出来上がります。
*場所:東京都台東区、浅草(詳しくは参加申し込みをしてくださった方にメールでご案内します)
*持ち物:エプロン、ゴム手袋、必要な方はマスク&メガネ(ゴーグル)、
ご自分の型を持っている方はお持ち下さい。持っていない方にはお貸しします。
コンタクトフォームからお申し込みください。
定員に達し次第、締切らせていただきます。
*ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。
*上述の日程以外でご希望の日時がありましたらご相談ください。
可能な限りお応えいたします。
鈴木万由香