このところ公私に渡り、様々な人に会う機会が多い。
相手によって「鈴木さんは思い切りがいいですね」だったり「もっと自信を持ちなさい」あるいは「落ち着いてますね」など様々な印象を持たれるようで、実に一貫性がない。

そもそも「多面体」と書いて「人」と読む…ってなもんですから、当たり前か。

その時々で、どのチャンネルに合わせるか?
上手にシチュエーションにハマるチャンネルに合わせられる人が「成功」なのかもしれない。

決して誰かにおもねるという意味ではない!←ここ重要。
要するに正しいシフトチェンジ。
車でもバイクでもギアが合っていなければスムースには走れない。ともするとエンストを起こしたり、エンジンを壊しかねない。
タコメーターを見ながらエンジンの正しい回転数を確認するのもいいが、やはり耳で聞いて、振動を感じて、感覚を澄ませて反応できるようでありたい。

速くなりたいからといって、がむしゃらにアクセル全開ではいけない。
ここはあえてスピードを殺す。そして開けるところでは開ける。しっかりとギアチェンジを忘れずに。

このところの自分を振り返ると、どうもギアが合ってなく、空回りばかりが目立つ。
休むべきとき休めず、胸を張るべきところで遠慮し、我を張ってはいけない時にムキになって…

基本的に私はアガリ症のビビリ。
それを何とかしようとすると、逆に極端に大胆な行動をとってしまうことがある。
ギアでいうなら、ロー か トップか。
もっとうまく適正ギアを見つけ、必要なら半クラも使いながら、日々というロードを走り切りたい。

根本 健さんの「オートバイ乗りは、怖がりほどうまくなる!」という著書があるが、なるほどそうかもしれない。
ビビリならビビリなりに、ちゃんと準備をし、ビビらなずにいられる方法を探せばいいのか。