落雁と季節の会まで一週間を切りました。
5月に開催したときは「次はまだ先~」と思っていたのに…早い!

今回は    一欅庵 和の暮らし展 ~秋を喜ぶ、秋を拾う~

この暑い最中に「秋!?」と思われるかもしれませんが、夏は短いのです。
気がつけばすぐそこに秋が…(笑)
そして忘れてはならないのが、先人たちは季節を自由に遊びながら「今」を過ごしやすくしたということ。

例えば、千鳥。(かき氷の旗などでおなじみの可愛い鳥さん)
夏の定番のようですが、元もと千鳥は冬の季語。
けれどもそれを暑い夏に描くことで少しでも涼しさを感じようとしたのでしょう。

そういえば、近所の柿の木にはまだ青々と固く、小さな柿の実がなっています。
柿の子供たちは赤く色づくのを待ちわびながら、まるで恋に憧れて背伸びをする童女のようです。

季節を見つけるたびに、日本に暮らしていることを嬉しく思います。
そんなひとときを、ぜひ一欅庵で一緒に過ごしませんか。
ご来場をお待ちしております。

 

さて、お着物でいらっしゃる方も多いかと思いますが、どうぞ気楽に浴衣でお越し下さい。
(きっちり夏着物もかなり暑いですから!)

そして恐縮ですが、注意事項があります。
・一欅庵さんは建物保全のため裸足でのご入場はご遠慮頂いております。
足袋やフットカバー、靴下などをご持参下さい。

・水分補給が必須となります。
建物保全の為、お客様が持ち込まれたペットボトル類の使用は指定の場所にてお願いしています。
玄関前の一角にパラソルとクーラーをご用意します。
先ずは一口、冷たいレモン水でノドを潤してください。
持参されたドリンクもこちらでお飲みくださいませ。

2階では滋賀の無農薬番茶の水出し茶をご用意します。
こちらは持ち歩かず、その場で飲んで頂けますよう、よろしくお願い致します。

皆様のご理解とご協力に感謝します。

鈴木万由香より

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落雁と季節〜秋b