今日は雨水。
「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」
雪は雨にかわり、氷が溶けて水になる…という頃です。

天気予報でも今日は気温がグンと上がると報じてましたが、実際はそれほど暖かくもないのはご愛嬌。
気温の乱高下は春の証拠ですものね。

そんな中、朝から部屋香づくりの講座を開催しました。
まずはどんな香りに仕上げたいか、テーマを決めて頂きます。
そして香原料を吟味しながら調合してゆきます。

いろいろな原料をクンクンしながら、とても楽しそう!
Kさん曰く、お香に接して自分の中に埋もれていたいろんな記憶が掘り起こされたとか。
いつも新しい情報を追いかけることに忙殺される毎日なだけに、とても新鮮な時間だったと、嬉しい感想を頂きました。

Tさんは、お香の調合は1+1が必ずしも2ではなく、3にも5にもなるのが新しい発見だったそうです。

面白いと思ったのは、それぞれが選んだ袋と出来上がった香りの印象がマッチしていることです。
優しいピンクの花柄を選んだ Tさんはホンワカとした甘い香り。
古典調の袋を選んだ Kさんはキリっと凛々しい香り。
本当に香りにはその方の個性が出るのですね。

ところで、雨水にお雛様を飾ると良縁に恵まれると言われてますが、
うずまき堂でも小さな人形たちが登場しました。
これからも皆さんと良きご縁をつないでいけますように。