ちょっと興味深い話題を一つ。
ヨーロッパでは「修理する権利」を考える人たちが増えてるようです。
ものが壊れたら修理するのは昔の話。
いつのまにか何でもかんでもすぐに買い換えるのが当たり前の世の中になっています。
ちなみに子供の頃、我が家では靴下に穴があけば繕い、机や棚がグラつけばトンカチを打ち、食器が割れれば金継ぎ(たいていはボンド)、素人はお手上げの家電などは電気屋さんが飛んできてくれたものです。
それがいつしか「直すより買った方が安い」時代になり、直したくても部品が手に入らないという有様。
メーカーも「長持ちするものを作る」誇りを捨ててしまったのか、まるで「オシャカ・タイマー」がセットされているかのごとく、お約束のように壊れる。
ところが今、家で各々が家電を修理し長く愛用する動きに変わってきているらしく、それに伴いメーカーも修理しやすいものを作る方向に転換しているという。イイね!
まず使い捨て・消費文化からの卒業が、イイね!
そして使う人の気持ちがメーカーを動かしているのが、イイね!
ぜひ、日本でもこうした動きが盛んになりまうように。
そもそも、簡単に使い捨てられるものよりも、修理してでも大事にしたいモノと私は暮らしたい。
それは車でも、バイクでも、家電でも、服でも同じこと。
100円でテキトーなものがたくさんあるよりも、1000円でもずっと生活を共にできる1つを選べる人間でありたいと思う。
11月7日、今日は立冬。サーキットシーズンも残り少なくなってきました。
オフシーズン中はバイクの修理・メンテと改良にトライ。転倒したり、乱暴なことしたり、今シーズンはかなりイジメてしまったからね。
ついでに言えば、自分の体もメンテ&改良してあげねば。