先日より通ってくださっている台湾からの留学生、Kさん。
石けんを作りながら、いろんな話をします。
そして、今日はじめて知ったこと。
東日本大震災があったとき、Kさんは車のラジオからニュースを耳にしたそうです。
「台湾人はみんな日本が大好き。台湾と日本はともだち。
私たちすぐみんな家に帰ってテレビつけたよ。
それから私たちも何かしたくて、石けんを作ってる仲間たちと集まって石けん作った。
いっぱい作って東北に送ったんだよ」
片言の日本語で話してくれたKさんの言葉…いえ、そのときのみんなの気持ちに涙が出ました。
涙ぐんでる私にKさんは笑いながら
「先生、、、感、感、感???」 と、言葉につまりながら紙に「感性」と書きました。
あはは。つまり私が感激屋だって、面白がっているんですね。
そりゃ、だって。
泣きたくもなるってもんでしょ。
大人になるにつれ、悔しいことや哀しいことではあまり泣かなくなったけど。
嬉しいことや、人の真心に触れたたき、涙は惜しげも無く込み上げてくるのです。
台湾に帰国する日も近づいて、今日が最後のレッスンとなりました。
うずまき堂を選んでくれて、ありがとう。
今度は私が台湾に行こうと思います!
Kさんの作品です。とてもきれいに仕上がりました。
鈴木万由香