7月9・10日は浅草の四万六千日。
この日にお参りすると4万6千回お参りしたのと同じご利益があるとされています。
通称ほおずき市。
浅草寺の境内に所狭しと並べられたほおずきが、ぷーんと青々とした香りを放ち、「夏が来たな」という実感に包まれます。
今年は台風の接近のため、あいにくの空模様。
そして私も何だかんだと用事があって、のんびり満喫…とはいきませんでしたが…
夜の10時近くに駆けつけると、露天商たちが片付けながら、最後の売り声をあげていました。
威勢のいいお姐さんに「1000円でいいから持ってかない?」と声をかけられ、
せっかくの縁起物だ「うん、もらうよ」と一鉢購入。
先方も売れ残りを一つでも減らして喜び、私も安く買えて嬉しい。
意気揚々とほおずきをぶるさげてお参りを済ませ、いざ帰ろうとしたとたん。
つつつつつぅぅぅぅぅうううううーーーーーーーーーーー!
本堂の前の階段で足がすべり、気付いたら雨の中、一番下まで落ちていました。
両足から靴はすっぽ抜け、腕にはすり傷、あちこちジンジン。
駆け込みで四万六千日のご利益に預かろうって浅ましい魂胆にバチがあたったのか?
それとも厄落としか?
一瞬、どっちだろうか悩んだけど…
間違いなく、厄落としだね! …と、信じよう!